SoftbankデジタルTVチューナーの使い勝手

「Softbank デジタルTVチューナー」は、iOSでリアルタイムに地デジが見れる商品。２０１１年１２月の発売当初は、チャンネル切り替えに３０秒かかるということで、あまり評判が良くなかったが、今年２月のアップデートで６～７秒でチャンネルが切り替えられるようになり、一気に実用的になった。

セットアップは非常に簡単で、数分で終わる。しかし、快適に視聴するためにはチューナーをSTモードに切り替える必要がある。STモードで番組がブチブチ途切れる人は、この後に説明する推奨設定を試して頂きたい。

アップルのサポートサイトに無線ルーターの推奨設定が公開されている。この通りに設定できる無線ルーターを所有しているなら、このチューナーは買い。

＜Wi-Fiルーターの推奨設定＞

• SSIDは、固有の名前にする
• 非表示のネットワークは、使用しない（チューナーが自動接続できない）
• MAC アドレスのフィルタリングは、使用しない（これはどちらでもよい）
• WPA2 パーソナル (AES)に対応している（チューナーがこの方式しか対応していない）
• 無線モードは、802.11b/g/n を指定する（特に IEEE 802.11n対応であること）
• チャンネルは自動にする
• 2.4 GHz を使用する場合は、チャンネル幅を20MHzにする
• 5 GHz を使用する場合は、チャンネル幅を20/40MHzにする

＜STモード設定手順＞

1. 付属のセットアップガイドに従って、チューナーを接続する。
2. App StoreからデジタルTVチューナーをダウンロードして、チャンネル設定する。
3. アプリのヘルプから「無線ルーターに接続する場合」を参照して、STモードを設定する。
4. チューナーを再起動する。

これで、iOSがレイアウトフリーの地デジテレビに変身する。

iPadとの相性はバツグン。

iPod touchは緊急用かな。。

唯一気に入らないのが、番組表をインターネットで確認しなければならないところ。特にザッピングするときに不便なので、チャンネルの一覧に現在放送中の番組名が表示されると、最高なのだが・・・。