8.18.2012

iRigの使い勝手と正規品の見分け方

iPad/iPod touchのアプリの中には、アンプシミュレーターがいくつかリリースされている。久々に押入れの奥のギターを引っ張りだして遊ぶことができたので、ここで紹介したいと思う。



iRig購入のきっかけ

 iPadとギターの接続は、USBオーディオとiPadカメラコネクションキットがあれば接続できる。USBハブから電源供給が必要なタイプだと、接続がかなり煩雑で面倒。また、iPod touchは、カメラコネクションキットを認識できないため、アプリ専用品が必要になる。


<参考リンク>
~Camera Connection Kitで接続。録音再生が可能に ~
Apogee JAM

アプリ専用品には、Apogee JAM ギターインプット for iPadやIK MULTIMEDIA iRigが有名。iRig型であれば自作している人もいる。口コミを調べてみると、音質や使い勝手は、JAMの方が優勢だが、iPad/iPod touchを充電しながら使えるところと、マイク端子という汎用性に期待して、iRigを購入することにした。

iRigは偽造品に要注意。正規品の見分け方

 iRigは、偽造品が多く出回っていて、公式サイトには本物との見分け方まで公開されている。http://www.ikmultimedia.com/news/?item_id=1129 Amazonに出品している業者は、偽造品だというレビューのオンパレード。ヤフオクは、偽造品に該当するケースが散見された。ということで、ここは無難にApple Storeで購入。
Apple Storeで注文して翌日に届いた

・ケーブル先端のミニ・プラグが金色
・ギター入力部のリングが黒色
・ギター・アイコンがiRigロゴの中央にある

・本体背面がネジで留められている
・登録書(Registration Card)が入っている
間違いなく本物でございます、はい。

USBオーディオ vs iRig

 iRigを購入する前は、音質やノイズが気になったが、実際にiRigを試してみたところ全くの杞憂に終わった。iPad/iPod touchの音が小さいという人は、設定->ミュージック->音量制限を確認して欲しい。Maxにすれば、非常にクリアなギターサウンドを満喫できるはずだ。ギター用のケーブルは、Live Lineの2mを使用しているが、とても安定している。

モバイルスピーカーに収納可能

iRigは電池不要なのが良い

iRigと相性の良いアンプシミュレーターアプリ

 様々なアンプシミュレーターがリリースされているが、多機能な「GarageBand」と起動が早くBacking Trackとの演奏が楽しい「AmpKit」。iRig純正でFender認定のリアルなサウンドを楽しめる「AmpliTube Fender Free」。この3つのアプリがあれば、かなり遊べる。

ガレージバンドは32種類のエフェクトが選び放題で楽しい

こうして、購入からほとんど押入れの奥で眠っていたギターが見事復活を遂げた。エレキギター弦の定番メーカーは、アーニーボールとダダリオ。我が家では、ダダリオのスーパー・ライト・ゲージ(.009-.042)を使用してます。

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